プロカメラマンがあなたを撮る理由とは??その3(ラスト)
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前回までのあらすじ。
⇒親戚のおじちゃんや、素人の人でも、とても心打たれる写真を撮る事がある。
⇒プロカメラマンだからこそ、勉強をし続けなければならない。
⇒剣道の『気・剣・体』を引用して、僕が描くプロカメラマン像とは??を説明し始める。
⇒『気』は真心。『剣』は様々な体験や求める続ける姿勢。
※前回までのブログはこちらです。
↓↓
その2。
…続く。
さて、少し間が空いてしまいましたが、今回が最終章となります。
『気・剣・体』の3つ目、『体』についての持論をご説明したいと思います。
まず、剣道でいう『体』とは、
⇒正しい体捌き、体勢の事。を表すそうです。
これをカメラマンに例えると、
⇒現場での相応しい立ち居振る舞い。身だしなみ。マナー。に値すると思います。
写真をとても勉強している人でも、良い写真を撮る気持ちがあっても、
服がタバコ臭くて、髪の毛もボサボサで、口臭がひどい人には、自分の晴れの日を撮影して欲しいという気持ちが薄れます。
やはり、プロである以上、自分が携わっている環境に最も適した身なりで臨み、マナーを頭に入れておく事は当たり前の事だと思います。
以前、結婚式の撮影でこんな事がありました。
カメラマン歴20年の超ベテランさんが撮ったお客様からクレームがでました。
そのカメラマンはとても腕が良く、僕も技術的な部分ではかなり参考にさせて頂いたカメラマンの一人です。
腕が良く、勉強も続けている方がお客様からのクレーム。
なぜ?
理由は『身だしなみ』でした。
そのカメラマンはスーツの前ボタンは開けっ放し、髪の毛は寝癖のように見えるほどボサボサ、しかも、ヘビースモーカーだったので常に煙草の匂いを周囲にふりまいていました。
また他にも、お客様との会話の中で何度も結婚式に相応しくない言葉(『切れる』や『最後』など)を連呼して、クレームを貰っているカメラマンもいました。
僕はクレームを貰うのが嫌だからこんな話をしているのではありません。
少なくとも、僕らがちょっとの気遣いができるだけで不快な想いをする方が減るという事です。
そして、意外にもそれを気にしていないカメラマンも多いという事です。
もしかしたらこの記事を読んでいる方が『細かくて大変だなぁ』『そこまで気を遣わなくていいんじゃないの??』
と思われる方もいるかもしれません。
そうなんです。
もの凄い気を遣うんです。
それでも、そこまで気を遣うものだと僕は思っています。
でも、それはカメラマンに限らず、プロとして仕事に取り組んでいる人にはみんな一緒ではないてしょうか??
仕事をしている時にはそれに向かって最大限のパフォーマンスをする。
僕らは趣味でやっているのではなく、今まで培ってきた僕らの【気・剣・体】をご提供して、その対価を頂いているのです。
プロとは何か??という問いには、様々な考えがあると思います。
この記事に否定的な方もいると思います。
でも、それで良いと思います。
僕はこれからも変わらず、僕の理想とするプロカメラマン像を思い描き、【気・剣・体】を磨き上げていきたいと思います。
今回のなが~~いシリーズを最後まで読んで頂きありがとうございますm(__)m
次回からまた単発ブログに戻ります(^^;)
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